シンプルだからこそ堅牢、そして変化するマーケットにおいても健在な高い汎用性。
AT14の特長
AT14
AT14形過給機は、コンパクトでかつメンテナンスが容易な設計の過給機です。
過給機1台当たり320kWから750kW程度*までの機関出力をカバーしています。
メンテナンスの簡素化を図れ、ライフサイクルコストの低減が可能です。
(*コンプレッサ圧力比4における機関出力)
特長
- CFD解析により高効率、高圧力比化を実現したバックワ-ド・スプリッタブレードのコンプレッサインペラを採用
- 一部仕様ではIHIの技術によるケーシングトリートメント(エアリサーキュレーション)を採用し、コンプレッサのの作動領域のワイドレンジ化を実現
- タービンも同様にCFD解析により高効率、高膨張比化を実現したラジアルタービンを採用しており、種々の過給方式(動圧/静圧)にも対応可能
- セミフロ-ト型ラジアルベアリングの採用
- アンバランスに強く回転安定性に優れている
- 低質油対応が可能
メリット
- シンプルかつコンパクトな設計で機関への搭載性に優れ、分解、組立も容易
- 高圧力比化、高効率化により、特に各機関の環境規制や高出力化への対応に適している
- 低質油の場合、特に効果的なタ-ビン水洗浄が適用可能
- 部品点数が少なく、メンテナンスが容易
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