
Press Release
2026.9.30 | Baden, Switzerland
※本リリースの日本語版は参考のためにご覧いただき、正式には英語版プレスリリースをご覧いただけますようお願い申し上げます。
Accelleron(アクセラロン)は、エンジン性能診断プラットフォーム「Tekomar XPERT Engine」および排出量規制対応・報告支援ツール「Emissions Desk」について、日本海事協会(ClassNK)のInnovation EndorsementにおけるProducts & Solutions (P&S)認証を取得しました。両ソリューションは、アクセラロンのデジタルソリューション群「LOREKA360°」を構成するモジュールです。今回の認証は、海事業界における国際的な認証機関から、アクセラロンのデジタル技術力が認知されたことを示すものです。
ClassNKのInnovation Endorsementは、新たなデジタルソリューションを含む革新的な取り組みを、第三者認証を通じて支援する枠組みです。アクセラロンは、データ取得、データ処理、分析に関する機能、および関連するセキュリティ文書の審査を経て、Tekomar XPERT EngineおよびEmissions DeskのP&S認証を取得しました。この認証は、Tekomar XPERT EngineおよびEmissions Deskの機能とデータプロセスについて、独立した第三者による確認が行われたことを示すものです。これらの機能は、燃料効率のモニタリング、排出量報告、およびそれらに関連する運航上の意思決定を支援します。現在、Tekomar XPERT EngineおよびEmissions Deskは合わせて約3,000隻の船舶で導入されています。
認証を取得したエンジン・排出量管理ソリューション
LOREKA360°のTekomar XPERT Engineは、エンジン性能を評価し、それに基づく助言を即座に提供するソフトウェアソリューションです。エンジンメーカーや機関サイズを問わず利用でき、船舶運航者はエンジンの運転状況を把握するとともに、最適化に向けた推奨事項を得ることができます。また、船舶間およびフリート全体での性能比較も可能です。
LOREKA360°のEmissions Deskは、船舶運航者が船舶データを規制対応のための報告書作成や、さらなる排出削減につながる知見へと変換できるよう支援します。Tekomar XPERT Engineのデータを活用し、経験豊富な専門チームによる追加分析を組み合わせることで、排出量に関する助言と、IMOおよびEUの枠組みを含む複数の規制要件に対応した報告機能を提供します。 Emissions Deskで使用されている排出量報告ソフトウェアは、関連データのClassNK MRV Portalへの直接転送に対応しています。
より効率的な船舶運航を支援
ClassNKのProducts & Solutions (P&S)認証は、Tekomar XPERTおよびEmissions Deskの機能を対象としており、両ソリューションがエネルギー効率に関連する船舶運航に用いられることを想定したものであることを示しています。
アクセラロンのHead of Global Operations and Sales Digital SolutionsであるShailesh Shirsekarは次のように述べています。
「今回の認証は、Tekomar XPERT EngineとEmissions Deskのデータ処理・分析機能が、独立した第三者による評価を受けたことを示すものです。これらの機能は、幅広い船種において燃料消費量および排出量に関する運行上の判断を支援するために設計されています。ClassNKは海事イノベーション分野における国際的な認証機関の一つであり、同協会による第三者評価は、日本のみならず世界の船主・運航者の間でこれらのソリューションやLOREKA360°のより幅広い製品群全体の採用を後押しするものと考えています。」
LOREKA360°にはこのほか、陸上側の海事専門家による知見を取り入れた航海最適化ソリューション「OptiNav AI」と、船体・プロペラ性能ソリューション「OptiHull」が含まれます。各モジュールは単体でも組み合わせても利用可能であり、LOREKA360°はフリート全体の最適化と脱炭素化を支援するシンプルで包括的な統合ソリューションです。