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現代グローバルサービスがエンジン最適化パートナーとしてABBAbility™TekomarXPERTを選択

Accelleronの低速機関用過給機ACCX300-L、市場投入へ

Press Release
2026.4.22 |  Baden, Switzerland

※本リリースの日本語版は参考のためにご覧いただき、正式には英語版プレスリリースをご覧いただけますようお願い申し上げます。

      • •  カートリッジコンセプトにより、ドライドックスケジュールに左右されないサービスが可能に
      • •  2種類のフレームサイズに簡素化したプラットフォームにより、出力レンジ全体で柔軟な構成が可能
      • •  デジタル機能により、データに基づくメンテナンスを実現

 

Accelleron(アクセラロン)は、舶用2ストロークエンジン向け次世代過給機ACCX300-Lの商用販売開始を発表しました。本製品は、変化し続ける運航プロファイルや燃料、排出ガス要件への対応を支援することを目的に設計されています。 サービス性を重視した新しいカートリッジコンセプト、シンプルなプラットフォーム、デジタル機能を組み合わせることで、ACCX300-Lは過給機のメンテナンスをドライドックから切り離し、船舶ライフサイクル全体を通じて、長期的な効率性と柔軟性を実現します。

予測困難な運航環境への対応を念頭に開発
ACCX300-Lは、運航プロファイル、排出ガス規制、燃料の選択肢、貿易航路といった要素が変化し続ける、予測が難しい運航環境への対応を念頭に開発されました。 Accelleronは、段階的な性能向上にとどまらず、次世代技術、サービスモデルの刷新、シンプルな設計、運転データの活用を組み合わせ、過給機を長寿命プラットフォームとして再構築する、より包括的なアプローチを採用しました。これにより、オペレーターは効率性、信頼性、サービスの継続性を損なうことなく、変化する条件に対応することが可能となります。

ライフサイクルの柔軟性を高める、刷新されたサービスモデル
ACCX300-Lの重要な特長の一つが、サービス性を重視して再設計されたカートリッジコンセプトです。これにより、船舶ライフサイクルにおける過給機保守の考え方が変わります。 港での停泊中に軸受を含めたカートリッジを交換できるため、大規模な整備をドライドックに紐づける必要がなくなります。これにより、メンテナンスを固定的なオーバーホール間隔ではなく、実際の運転状況に合わせて計画できるようになります。停泊中の整備を可能にし、計画、コスト、稼働率に対するオペレーターの管理の自由度を高めます。
一般的な25年間の船舶寿命において、このアプローチにより定期整備回数は4回から3回に削減され、各部品の寿命を最大限に活用することが可能となります。その結果、より予測しやすいメンテナンス計画、ライフサイクルコストの低減、運航への影響の軽減が実現します。

シンプルなプラットフォームで複雑さを低減
サービスを重視した設計により、フレームサイズを5形式から2形式に限定しました。この標準化により、スペアパーツの管理が効率化され、様々な船舶で構成されるフリート全体での在庫負担が軽減されます。 また、2形式のフレームサイズを組み合わせた従来のシングル配置およびツイン配置により、出力レンジ全体で柔軟な構成が可能となります。同一プラットフォームを異なる船種やエンジン要件に適用でき、船舶ライフサイクルを通じたアップグレードにも対応します。

運航条件に応じた最適な効率
過給機カットイン/カットアウト機能に対応したツイン配置では、減速運航時の効率が向上します。エンジン負荷がしきい値を下回ると、一台の過給機の運転が停止され、稼働中の過給機が最適な効率域に近い状態で運転されます。 これにより、低負荷時に燃料消費率が低下するのを防ぎ、年間の運航時間を通じてコストおよび排出量の削減につながるとともに、過給機ユニットの使用寿命を最大化します。

データに基づくメンテナンスを支えるデジタル機能
ACCX300-Lではデータ接続を活用することで、従来の定期的かつ手作業による報告から、継続的なデータに基づく意思決定への移行を可能にします。 回転数、温度、回転速度など、船内システムですでに取得可能な信号を活用するAccelleronの「Turbo Insights」機能が過給機の健全性と性能を可視化します。これにより、より正確な診断、適切なメンテナンス判断、部品寿命の最適な活用が可能となります。さらに、「Turbo MarineCare」などのサービス契約と組み合わせることで、より予測しやすいメンテナンス計画とコスト管理を実現します。

Accelleron Medium and Low Speed Division President の Christoph Rofka は、次のように述べています。 「ACCX300-Lは、単なる進化的な改良ではなく、船主およびオペレーターが直面している運航の現実を起点に再構築された、過給機の新しいコンセプトです。次世代の過給機技術に、サービス性の刷新、データ接続性、シンプルなプラットフォームを組み合わせることで、資産の構成や保守、最適化の方法について、より高い管理の自由度をお客様に提供します。これにより、より柔軟で効率的な運航が可能となります。市場環境が変化する中、この適応力は、性能そのものと同じくらい重要です。」

規制面、運航面、商業面での圧力が高まるこうした環境において、オペレーターには、複数の運航プロファイルにわたり信頼性を高く機能させつつ、コスト管理と稼働率を維持できるソリューションが求められています。ACCX300-Lは、短期的な運航ニーズと長期的な柔軟性の双方に対応することを目的に設計されています。 ACCX300-Lは、2023年の初発表以降、各種試験を完了しており、現在、商用製品として受注可能です。


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