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ターボ システムズ ユナイテッド株式会社

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排熱回収システム用PTL形パワ−タ−ビン

排熱回収システム用PTL形パワ−タ−ビン

最近の燃料油高騰や世界的な環境問題への対応等の観点から,大型船舶における船内排気ガスエネルギ−の回収システムへの関心が高まっています。

*排熱回収システム (WHR : Waste Heat Recovery System)

こうした中で, 大型舶用主機ディ−ゼル機関用に搭載されている過給機として最新の高効率TPL..-B形過給機を採用することにより, エンジンが必要とする過給機効率以上の高効率が得られるため,その余剰効率分の排気ガスを排気溜からパワ−タ−ビンに導き, 得られた出力を発電機で電気に変換し,船内電力の一部として有効活用できます。

このWHRシステムにおいて, 排気溜より抽出した排気ガスのエネルギ−を有効利用するPTL形パワ−タ−ビンを開発し販売を開始しました。 PTL形パワ−タ−ビンは, 既に数多くの適用実績があるTPL..-B形過給機のタ−ビン側を使用していることから, 信頼性の高いパワ−タ−ビンです。

大型舶用主機関の出力が大きい程, このWHRによる回収出力が大きくなり, また初期投資に対する回収期間も短くて済むことから, 20〜80MWクラスの大型機関の場合に特に有効なシステムと言えます。 それらのご要求に応えるため次のパワ−タ−ビンをラインアップしています。

型式 出力範囲(kW) 出力軸回転数(rpm) 対応主機関出力(kW)
PTL3200-B 1500〜3200 18,000 50,000〜80,000
PTL1700-B 800〜1700 26,000 20,000〜50,000

初期投資に対する回収期間は, 燃料油価格, 機関出力, 年間運転時間などにより異なりますが, 大型主機関用の高効率TPL..-B形過給機と上記PTL形パワ−タ−ビンを組み合わせることにより, 例えばパワ−タ−ビン単独のシステム(Stand alone type)の場合, Maximum Continuous Rating(MCR)において主機出力のおよそ4%の出力が回収できることから, 初期投資回収期間は2〜3年程度という試算結果となっています。

また, 上記のようなパワ−タ−ビン単独のシステムの他にスティ−ムタ−ビンとの複合システムも可能であり,  その場合はより大きい排気ガスエネルギ−が回収できます。この複合システムの場合は, MCRにおいて主機関出力のおよそ10%が回収可能という試算となっています。

このようなWHRシステムは, 高騰した燃料代の節約という経済的な効果のみならず, 船舶での燃料消費量自体を減少させることができるため, 地球環境に悪影響を及ぼしているCO2, NOx, SOx他の排出ガス量の削減にも貢献できるシステムとなっていますので,  今後の新造船計画時には, 是非ご検討ください。